【弔事以外の正式な手紙に】
白の定形の封筒の中でも、特に二重封筒と使うのがもっとも正式な手紙とされています。二重になっているということは、それだけ中に入っている手紙が厳重に守られた封書であることを意味します。
ところが、改まった内容の手紙でも二重封筒を使うのをタブーとされるケースもあります。
そのひとつはお悔やみの手紙です。二重封筒は「不幸が重なる」意味に通じる為タブーです。病気のお見舞いや災害のお見舞いの手紙も同様の意味から二重封筒は使いません。
このようなケースの場合では、手紙の文章中にも「重ね重ね」や「返す返す」といった重ね言葉を使うのも不吉とされていますから、注意しましょう。