【尊敬語にするパターンを覚えましょう】
「聞く」の尊敬語は「お聞きになる」
「入る」の尊敬語は「お入りくださる」
「旅行する」の尊敬語は「ご旅行なさる」
というように、動詞に「お」や「ご」をつけて結びを換えるだけで尊敬語になるもの、また「聞く」や「入る」
は「れる」「られる」を後ろにつけて、「聞かれる」「入られる」としても尊敬語になります。ところが、この言い換えがあてはまらない場合もあります。
たとえば、「食べる」は「お食べになる」とか「食べられる」といった尊敬語の表現はなく、「召し上がる」といいます。手紙によく使われる「言う」「行く」「来る」「見る」は、それぞれ「おっしゃる」「いらっしゃる」「おいでになる」「ご覧になる」と言い方が変わります。ほかに「する」は「なさる」と言う言い方に変わります。