【封書が正式、ハガキは略式】
昔は正式な手紙は封書、ハガキは略式とされ、目上の方にハガキを出すのは失礼と考えられていました。でも、日常の連絡やちょっとしたお礼なら電話やファックスですんでします今えはそうこだわる必要はありません。
特に贈答品を送ったことを相手に伝える“送り状”などは、ハガキにサラリと書いた方があいてにも負担をかけません。「本日、○○を贈らせていただきました」ということを封書でたいそうに伝えては、かえって相手が気を遣ってしまいます。
お中元やお歳暮などあいさつ代わりの贈り物を受け取ったときのお礼状もハガキで十分でしょう。形式よりも早くお礼を伝えることが肝心なのです。
ただし、わび状や、ひとかたならぬお世話を受けた人へのお礼状などは、やはり封書にしましょう。こういった内容の場合はハガキで出すと、軽率な印象を与えてしまうものです。